場違いも甚だしい。

今日は1限から授業。遂に本格始動したDirectX講座であるが、今日扱ったのはシェーディング及びライティングにまつわる部分の話がメインで、普段から3DCGに慣れ親しんでいる私にとっては特に目新しいものではなかった。
ところで、今日はひとつ大きな事件が発生した。というのは、授業終了直前の質疑応答の時間である。授業の最中からPCの操作に関して散々ケチを付けていた女学生が、突然こんなことを言い出した。

●私は生命理工系の学生で、普段からUNIXをメインに使っている。
●ノートパソコンでWindowsを使っているが操作に慣れておらず、DirectXも動作しない環境である。
●リアルタイム3DCGの世界で主に利用されているのはOpenGLである。
●父が多少OpenGLを扱えるものの、DirectXに関する知識は皆無である。
●開発言語もC#ということだが、私はBasicしか使えないのでよく解らない。
○Windowsという限定された環境でしか動作しないDirectXなんぞを学ぶことに、何の意義があるのか?

「貴様は帰れ。」
…つーか、こいつは何を考えてこの講座を申し込んだのであろうか。そもそも、シラバスにははっきりと【DirectXに関する講座である/C#を扱うので、オブジェクト指向言語とC++に関する基本知識を持っていることが受講条件】ということが明記されているのである。講師は親切に応対していたが、お陰で教室はシラケっぱなし。相手はMicrosoft直属のエンジニアであることも認識した上で、もう少し状況をわきまえて発言して欲しいものだ。
しかし、こういう発言を平気で出来る奴は大抵‘ちょっと偉そうな事を言いたがる男子学生’か、あるいは‘オバタリアン化した女子学生’か、そのどちらかである。そして、双方の比率を見てみると(私の経験則に過ぎないが)圧倒的に後者が多い。こんなことを言うとジェンダーフリー論者の皆様にお叱りを受けてしまうかも知れないが、事実なのだから仕方無い。人前でも自己の主張を押し通す事しか出来ないオバタリアンは最低である。

2 comments on “場違いも甚だしい。

  1. オバタリアンかどうかとか・・・そこら辺は置いといて。
    まあ、常識的に考えて受講条件が明確にされているにも関わらず、それでも来てしまうお方は先ず日本語から学んでもらうのが妥当かと(笑

    追い出さなかった講師は大人ですね〜。

  2. > 追い出さなかった講師は大人ですね〜。
    Windows批判を始めおった時には流石の私も冷や冷やしました。
    大学とは色々な人種の揃う空間なのであります。

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