Time Machineは信頼出来ないのか?

先日のiPhoneメモデータ紛失騒動を受け、今更ながらTime Machineを導入してみた。
元々Time Machine用に裸族の二世帯住宅を購入してあった(のだがどうにも不安定で暫く放置されていたものを今回仕立て直した)ので、コレを総容量1TBRAID1設定でAirMac Extremeにぶら下げてNASとして認識させようって魂胆。

んで、1週間程掛けて騙し騙し使ってきてそろそろ挙動も安定してきたかな〜と思い始めていた今朝方、遂に事件が発生した。

Time Machine によるバックアップの検証が完了しました。信頼性を向上するために、新規バックアップの作成が必要になりました。

…これだけ読んでも何だかよくわからない。
ただ、ここで新規バックアップを開始するとこの1週間のバックアップデータが全部ぶっ飛びそうだというコトだけはひしひしと伝わってくる。
そもそも過去のマシン環境を全部丸々復旧出来るのがTime Machineのウリだったハズなのに、使い始めて僅か1週間でバックアップ全部上書きしちゃいますとかバカも休み休み言えと。

取り敢えず「time machine 信頼性を向上 新規バックアップ」とかでググってみたら関連情報がズラズラ出るわ出るわ。
だが、ソコに書いてある‘原因’てのがどうにも納得いかない。

フルリストアを実行した。
→してません。

コンピュータ名が変更された(「共有」環境設定で)。
→してません。

最近ハードウェアの修理に出hpgewa
→してません。

とにかく、この1週間ソフトウェアのアップデートも掛かっていなければ何か新しいソフトを入れた訳でも無いし、環境設定だってこれっぽっちもいじってないのにいきなりフルバックアップやり直しですよ。
ぶっちゃけここ数日分で復旧したいデータなんて無いからデータが消えるのは許容されるとしても、朝から再バックアップが掛かって現時点で239.26GB / 308.54GBとか、どんだけ気の長い話してるんですかってんですよ。
その間Mac Pro回しっ放しなんだから、電気代返せってカンジですよ。

それにしても、Mac OS X v10.5リリース時の目玉機能だったハズのTime Machineがv10.6の今になってもこんな有り様だなんて正直信じたくない。何だかFile Vaultの時の二の舞いな香りすら感じられる。
フルリストア時に再バックアップされるのはまだしも、OSのマイナーアップデートとかベースステーションのアップデートとかの度にコレやられたんじゃ溜まったもんじゃない。大体コンピュータ名変えただけでフルバックアップやり直しとか何考えてんだっつーの。システムプロファイラから個体情報引っ張ってくるとか、幾らでもやり方あるだろうってのに。

そんな訳で、もう1ヵ月位様子を見て症状が再発するようなら他のバックアップ手段を考えるつもり。
ただでさえ金掛けてRAID1の冗長システム組んでるのに、差分バックアップすら満足に取れないようではバックアップの意味をまるで成さない。

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