緊急地震速報なんて辞めてしまえばいい。

これまた最悪なタイミングで緊急地震速報を聞いてしまった。
私の携帯電話(N905i)はエリアメールが本格導入される前の機種だから緊急地震速報の受信設定もしていないのだが、TVから鳴らされる分に関してはどうにも対処のしようがない。

そもそも、緊急地震速報で救われた人ってどれだけ居るんだろう?
全国民のうちの0.000…1%位の人が仮に助かっていたとしても、その僅かな命を救う為に億単位の税金が注ぎ込まれ、毎度毎度数百万人の国民が不安感を煽られている事に誰も疑問は感じないのか?
的中率数割、それも3.11以降スレッショルドを下げられた(つまり鳴ったとしても大地震が起こる可能性は更に下がった)地震速報を、一体誰が信じるのか?
首都圏の鉄道各線は、最早緊急地震速報を受信しても停車すらしないと言うではないか。
この徒に不安感を煽り、それでいて狼少年的に誰も信じなくなりつつある緊急地震速報には、最早存在価値なんて無いのではないか?

どうせ鳴った数秒後には地震が到達してしまうのだから、数十年に一度あるかないかという巨大地震を僅か数割程度の確率でしか予知出来ない、そんな技術屋の自己満足システムに巨額の税金が投入されている現状には我慢ならない。
せめて、それを受信するしない位の判断は利用者側に任せてはくれまいか?

→文句だけ垂れるのは症に合わないので、計算してみる事にした。

緊急地震速報の的中率: 30%
人生80年間で巨大地震に遭遇する回数: 3回前後
緊急地震速報を受信してから地震波が到達するまでの時間: 10秒程度

∴緊急地震速報の恩恵を受けられる確率: 0.3 * 3 * 10 / 60 / 60 / 24 / 80 = 0.000130%

【参考】人生において交通事故に遭う確率: 700,000 / 120,000,000 * 80 = 0.467%

…計算しなきゃよかったorz

こんな役立たずで押し付けがましい最大不安システムは、私にはまっっっっったく必要御座いません。
原発なんかより先に辞めるべきだろコレ。
被曝者より先に精神疾患患者の方が増えるよコレじゃ…。

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