iPhoneでDNG撮影なんて、そんな変態的なコトを誰が考えてしまったんだろうか?
とか言いつつ、実際にDNG撮影しちゃって、これはかなり用途を選ぶよねっつー結論に至ったって話。
Blog用にiPhoneで撮影した画像を取り込んでみた。
しかし、この画質がクソ。
ぶっちゃけ、ロシアンファーム入りのPowerShot G7で出力出来るDNGも画質どうよ?って思うコトがあるけど、iPhoneで撮影した写真も似たようなカンジ。
ディテールがボロボロで、金網とか偽色乗りまくってて、色調もメチャクチャ。
んで、今回試してみたアプリ(※有料、現在250円)はコレ↓
Digital Negative | Cypress Innovations
どうやら、iPhoneで撮影したセンサデータをそのままDNGで出力してくれるらしい。
試しに撮ってみると、iPhoneの画面上では全く違いが分からない。
ただ、撮影したDNGをPhotoshopに突っ込んでみると確かに8bit以上で撮れている。
ゴリッとレベル補正とか掛けても、トーンジャンプは全く生じない。
しかし、この輝度ノイズの酷さは何なんだ??
Dfineで消し飛ばそうとしたら塗り絵になってしまった。
でもって、暗部の緑カブリも酷い。
おそらく、標準のカメラ出力はこの辺トリッキーな補正やってんだろうな。
てな訳で、iPhoneによるDNG撮影は出来ない事も無い。
一発撮りでアーティスティック系の処理するのであれば選択肢の一つには入れていいかと。
が、ノイズ除去と色補正に一手間必要。
動きモノでなければ、8bitフォーマットでブラケット撮影してPhotoshopでHDR化した方が綺麗かもな…。