Macユーザなら是非手に入れておきたいアレを入手した。

巷では超大型台風が接近してるってのに6日も前からアップルストア前に陣取って「えぇ大丈夫ですが何か?」位のKY極まりないインタビュー受けちゃうような恥ずかしい輩が台風情報番組で取り上げられちゃう傍ら、オイラはオイラで数週間前に予約しといたアレが本日ようやく手に入ったってんでファーストインプレッションをば。

Intuos Creative Stylus
iPadに2048レベルの筆圧感知機能と、おまけに傾き検知まで付けちゃうよっていう強烈なガジェット。
てか、コレ本当に使い物になるんだったらCintiqとか最早粗大ゴミ以外の何物でも無くなっちゃう位のインパクト満載だったので取り敢えず予約だけしといたのだが、3連休初日に受け取った不在通知を今日になってようやく処理。
仕方無いじゃん外出してたんだから。

まずはお約束↓
Intuos Creative Stylus。
カラバリは黒青2色なのだが、今回は迷う事なくれいな色を選択ww

開封してみるとこんなカンジ↓
ご開帳。
マニュアル類はペラペラの「ご使用上の注意」と、簡易インストールカード的なモノが2枚の合計3枚だけ。
Appleを猛烈に意識したミニマルデザイン。
しかしこれが後に厄介な事になるとは…。

肝心のスタイラスは同梱のペンケース内に収納されている↓
ご開帳パート2。
このペンケースはなかなかよく出来ている。
フタ開けたら裏面にも(読める向きに)WACOMの刻印が入っているのとかかなり芸細だと思う。

スタイラスそのものの寸法はIntuosシリーズより2割程度短いが、実際持ってみると余り気にならない↓
20130916_204011

そしてうっかり誤算だったのだが、同梱されている(たった1本の)単六電池使い切ったらもう1本買わなきゃダメ。
てか事前情報の時点で単六電池ってどういう事よとかなり困惑させられたのだが、仕様は仕様。
しかし単四電池使えるように設計しなかった辺りがかなり間抜けだと思う。
スタイラスそのものは単四電池が十分入る位太いってのに…。

ひとまず、同梱のバッテリをスタイラスに内蔵してペアリング。
バッテリの挿入向きが本体に書いてない辺りがやや減点。
そして既に剥がれ掛けている技適シールがかなり微妙。

…と、このペアリングが全然出来ない。
iPadのBluetoothはONにしてあって、接続機器の検索を掛けたものの全くスタイラスを拾ってくれない。

…と、思ったら。
Bamboo Paper等対応アプリの環境設定をこのスタイラスでポチらないとペアリングされないのね。
てか、それならそうとマニュアルにはっきり書いてくれ。
他のBluetooth機器の(標準的な)ペアリング手順に慣れてしまっている人間に、この特殊な操作方法をマンガ1コマで理解しろってのはかなり無理がある。

まぁ、文句ばっか垂れてても仕方無いのでBamboo Paperで色々書いてみますよ。
IYHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
IYHした結果。

→感想。

  1. スタイラスの質感はとても良い。流石Wacom。
  2. ちゃんとしたお絵描き対応アプリが欲しい。これ使えるPainter for iPadとか出たら爆発的に売れると思う。Adobe Ideasは対応予定との事だが、Photoshop Expressとかがコレに対応してくれてレイヤーバリバリ使いながらIYH出来たら文句無し。てかCreative Cloudユーザ向けにはそれ位やるべき。
  3. 書き味は悪くない。指で書くのに比べたらよっぽどか細かい所まで書き込める。一方、先端のゴムの触感がIBMの乳首を更にフニャンフ(以下略)したようなカンジで、シャーペンでカリカリ細かい所まで書き込むような芸当は不可能。
  4. 「パームリジェクション? ナニソレ??」て位パームリジェクションが役立たず。Webの提灯記事を見ても「動作は完璧じゃないから過信しないで、Undoとかで何とかしてね」とか一見プラス評価っぽい事しか書かれていないのだが、個人的意見を言わせて貰えばこんなんじゃ使い物になりません。Bamboo Paperも、丁度手が当たる位置にページ送りボタンが付いていたりしてイライラさせられる事請け合い。せめてペン入力以外オール無視する設定を付けるとか、何かやりようはあると思うのだが。
  5. 尚且つサイドスイッチ誤クリックとか、泣きっ面に蜂とはこの事か。
  6. 電源のON/OFFスイッチを付けなかったのは失敗だと思う。付属のじゃなくて普段使いのペンケースに放り込んどいて思い立ったらお絵描き…みたいな使い方を期待していたのだが、これじゃあ2週間も持ち歩いたらバッテリ切れちゃうってばよ。

と言う事で、正直ファーストインプレッションは「良くない」。
ただ、今後ソフトウェアアップデートでパームリジェクション問題が解決して、対応ソフトが増えてくるとかなり素晴らしい世界が待っているんじゃないかという期待はある。
これ持ってコミケとか出店したら相当楽しそう。スケブ交換をフルデジタルでやるとかね。
色々文句を垂れてしまったが、買った事自体は全く後悔していない。

こうなってくるとAirPrintの画質も何とかして欲しくなってくるのだが、やっぱ仕上げは母艦でやれって事なんだろうなぁ…。

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