修論発表を見学。

ということで、遅刻ギリギリで研究室へ。
肝心の発表内容に関しては…余り面白くなかったというのが正直な意見。素人目に見ても問題点が明らかな理論とか。

確かに、それぞれの研究を突き詰めれば非常に魅力的なものばかりである。しかし、研究している当人がその技術自体に興味を抱いていない所為か、その魅力の大半が薄れてしまっているのである。
それを端的に示しているのが、質疑応答の内容。審査担当の教授から発せられる質問に対してマトモに回答出来ていない。そして、スクリーンに投影されたスライドについても煮詰め方が甘い。それもレイアウトの問題ではなく、データ面での話。実験条件が不明瞭であるのに加え、評価基準も曖昧なものばかり。これでは聴いている側に論旨が伝わらないのも仕方なかろう。
幾ら面白い研究をやっていたにせよ、その面白さが相手に伝わらなくては意味が無いのである。

その後は研究室にてデータ整理。
実は研究用ソースコードが外部に流出しているということが今更になって発覚したのはさておき、DELLのマシンにフロッピーディスクを破壊されるというトラブルにもめげず、保存用データをメディアに焼き込み。