InDesign初挑戦。

「Wordで版下を組もう」等という発想自体が、そもそも大きな過ちであるのかも知れない。
そして、それはIllustratorのようなハイエンドソフトについても同様に言えることである。

明後日の業務で配付する資料を作成。今回は現代文に関するものを想定しており、つい先日Adobe InDesignを入手したということで、操作方法もロクに知らないのにコレを使ってみることとした。
…しかし、これがすこぶる快適なのである。

以前から、私は「複数アプリを連携する位なら1本のソフトに統合してしまえばいい」という思いを抱き続けてきたのであるが、それが大きな誤りであったことを今更ながら実感した。これまではIllustratorで全ての組み版を行っていたものの、やはりベクトルグラフィック専用のソフトであることから、文字組を行う際にはそれなりに手間がかかっていた。しかし、InDesignを使うと驚く程簡単に文字組が行えるのである。
本ソフトはレイアウト作業のみに特化しており、その他の余分な機能は殆ど搭載されていない。従って、ユーザはひたすらレイアウト&文字入力だけに専念することが出来るのである。Illustrator組み版の場合にはうっかりテキストツールでパスをクリックしてしまったりすることも多かったが、InDesignであればそういった心配は一切ない。動作も非常に機敏なので、下手なワープロソフトより遥かに使い勝手がいい。またしてもDTPにのめり込んでしまいそうな気配だ。
…久々に本作りたいなー。それも文字ばっかりの本。

ちなみに、版下製作以外の時間は自室の片付け。
そして、延び延びになっていた同人会報の編集作業を少々。