Mac OS 10.3にはホームフォルダの暗号化機能(FileVault)が備わっているのだが、発売直後に試した際はファイルを削除してもHDの空き容量が回復しないという不具合に見舞われ、渋々導入を断念した。現在ではOS自体2度のバージョンアップが重ねられており、前述の不具合についてもおそらくは改善されているのだろうという目論見の下、先日iBookでFileVaultをオンにした。メインマシンであるPower Macについてはホームフォルダの容量が増えまくっていた為にiBookより遅れる形となったものの、本日ようやく暗号化するまでに至った。
んで、その感想であるが。
ディスクアクセスが恐ろしく遅ぇーーーーーーーーー!!!!!
確かに最初っから判り切っていたことではあるが、単純なファイルコピーだけでもこれまでの2倍以上時間がかかる。これだと仮想記憶ディスクへのアクセスもかなり遅くなることが予想されるので、swapディスクを移動しようと思ったものの専用ユーティリティが既に開発終了という有り様。Terminalからコマンドラインでいじるのも怖いしなぁ…。
ただ、よくよく考えてみるとswapファイルへ頻繁にアクセスする必要があるのはAdobeのアプリ位で、これらはデフォルトで仮想記憶ディスクの変更機能を備えている。ということで、FileVaultによる低速化はそれ程心配する必要が無いのかも知れない。但し、ビデオキャプチャにホームフォルダを用いることは事実上不可能となるであろう。
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