もう少し聴き方と聴く音楽にもこだわりたいものである。
という訳で、今日はiPod miniの国内正式発売日。
10時から銀座でイベント実施&Tシャツ配布という情報は事前に得ていたのだが、今日も7時半起床という堕落した人間が参加出来るようなイベントではなく、今日は自宅&研究室でおとなしくしていることに決定。そもそもiPod mini自体に興味が無いし。
んで、ひとまず『めざましどようび』をチェックしていたら…何と当のApple Store Ginzaが映っているではないですか。つーか今回は行かなくて正解。朝6時台からあの行列では、8時過ぎに着いたとしてもTシャツにありつけるかどうかすら怪しい。もしかすると銀座店開店日にも匹敵する集まり様だったのではなかろうか。そして、番組中ではiPodをはじめとする各社のシリコンオーディオプレーヤーを例に、昨今の音楽プレーヤー事情についてトークが交わされていた。
しかし、矢張り気になってしまうのはそこまでiPod miniが注目に値する音楽プレーヤなのかという問題である。性能的な面から考えれば圧倒的にnew iPodの方が優れている訳だし、カラーバリエーションを楽しみたいのであればiPodに色付きカバーを着ければいいだけの話であって。とかく、昨今のiPod人気は‘中身よりネームバリュー’といった印象が強くて嫌なのである。
そして私が一番危惧している問題は、iPod miniの影にすっかり隠れてしまった感のある『Power Mac G5 2.5GHz Dual』である。6月末に発表されたMacintoshの最新鋭モデルであり、本来Appleが最も力を入れて宣伝していかねばならないマシンであるとも言える。iPod miniの出荷がずれ込んだ影響でG5の出荷が遅れる危険性は非常に高く、ハイアマチュアを自負する人間としては非常に大きな問題となっている。
そもそも、発表から発売まで1ヶ月間何も動きが無かったというのが大問題である。パーソナルコンピュータの関連技術は日々進化し続けているものであり、発表後即市場に投入出来なかったのは明らかにApple社の不手際である。私自身もG5の導入が遅れていることで、己の想像力をカタチにするチャンスが著しく損なわれている。発表と同時に予約したDVD Studio Pro3もShade7 ProfessionalもiBookで動作するには明らかにスペックが足りず、殆ど手付かずのままである。(※そもそもDSP3はiBookにインストールすることが出来ない)
「iPod miniはどうでもいいから、早くG5を出荷して欲しい。」…これはハイエンドMacユーザの誰もが抱いている感情であり、同時にApple社がいま最優先的に達成せねばならない課題なのである。速さが売りのG5は、出荷が余りに遅過ぎる。
とりあえず、旧iPodフリークとしてこんな記事だけは是非アピールしておきたいところである。
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