まず具体的な症状だが、概ね以下のような内容だった。
- 電源ボタンを押すと「カチッ、ウィ〜〜〜ン」というスイッチ音&ファンの音がするものの、ファンが回りっ放しで止まらなくなる。起動音はしない。
- 一旦電源ボタン長押しで強制シャットダウンし、再度起動スイッチを押すと先程同様「カチッ、ウィ〜〜〜ン」というスイッチ音&ファンの音がするのだが、その後「ジャーン」という起動音だけが連続して鳴り続ける。
- 再度電源ボタン長押しで強制シャットダウンし、再々度起動スイッチを押すと「ジャーン」という起動音が1回だけ鳴る。しかしディスプレイに何も映らない。正常時は林檎マーク表示後一旦ファンが回る音がしてログイン画面が表示されるのだが、いつもと同じタイミングでファンの回る音が聞こえるものの画面には何も映らない。
どうやら起動プロセスは走っているようで、この後暫くして電源ボタンを押すとスリープ時と同様のカリカリ音が聞こえてからマシンの動作が止まる。再度電源ボタンを押すとマシンが復帰し、今度はログイン画面が正常に表示される。
- 前記と類似の症状として、起動時は林檎マークが確認出来るもののログイン画面に遷移する所で画面がブラックアウトするという症状も見られた。この場合も、一旦マシンをスリープさせてから復帰すると画面が正常に表示される。
取り敢えず、これらの症状を手掛かりにググってみたのだが全く情報が見当たらない。
しかし、上記の症状からどうもグラフィック周りに問題があるんじゃないかと推測。グラフィックカードの交換であれば自分でも出来るし、修理に出すより圧倒的に安いし早い。
てか、こないだ修理に出した時もグラボの不具合が原因だったんですが。
最近のグラボはコンデンサがすぐいかれるって話は以前聞いた事があるんだが、この故障率の高さは如何ともし難いだろ。
それはさておき、取り敢えずグラボだけ交換すれば治りそうな気がしてきたのでウチのマシンに対応するグラボを探す事に。
これまで使用してきたのはRadeon X1900 XT(※Apple StoreでBTO購入したもの)だったのだが、選定理由は価格が手頃だったのは勿論ディスプレイのピボット表示(縦置き)に対応していたから。LeopardはRadeonシリーズ限定でピボット表示に対応するらしいので(※本当かどうかは知らん)、今回も自ずとRadeonを前提に選定を行う事となった。どうせなら最新のGPUで一気にグラフィック性能を強化したい。
しかし、旧機種だけにスペック面で見劣りのするモデルが多く、ましてや既に故障歴2回っつーX1900なんて今更買う気にもなれない。
秋葉館のサイトとかでちょっと探してみたのだが、殆どが第二世代以降のMac Pro対応製品か初代Mac ProのBTO対応モデルかといった具合で、どうも気を惹かれない。
…んで、ATIのサイトやらDOS/V関連のサイトやら覗いて回っていたのだが、そんな最中に‘WindowsとMac Pro全モデル対応の最新グラフィックカード’っつー素晴らしい情報に遭遇。
それが『ATI Radeon HD 3870 MAC & PC EDITION』。実勢価格もX1900とほぼ同等らしく、もし今回の不具合がグラボ依存で無かったとしても明らかに損は無い。
あいにく秋葉館では品切れだったのだが、Amazonで探してみたらバリューモアで安く取り扱っている事を知り、即ポチして現品が届いたのが10日位前。
だから色々忙しいんだってば。
Mac Proは内部の換装が容易と言われているが、そうは言うものの一通りの手順を知らずしていじくり回すのは危険。
千奈美に、グラボを交換するのは以下の手順。
- 付属のドライバをインストールする。
- 静電気対策を施してから全てのケーブル類を外し、サイドパネルを開く。
- グラフィックカードに接続されている電源ケーブルを抜く。グラボ側にケーブルのツメが引っ掛かっているので、これを持ち上げながら引っこ抜く。
- グラボの固定具を外す。ネジ2本で固定されている為これを緩めてから外す。ネジは脱落防止構造になっている為、ズボラに緩めてしまってOK。
- グラボを引っこ抜く。ロジックボードのスロット左側に固定用のツメが付いている為、これを持ち上げながら抜く。X1900はボード自体がデカくて抜くのが結構大変だが、上手にやれば抜ける。
- 新しいグラボを装着し、固定具を元に戻す。
- サイドパネルを閉じる。以上。
作業自体はものの10分位で終わり、ケーブル類を元に戻して恐る恐る起動。
…あ、あっさり起動した。
試しにXbenchでベンチマーク取ってみたんだけど、ぶっちゃけ以前と殆ど変化無かったのが残念。
とは言うもののファンの音は圧倒的に大人しく(起動時も全くと言っていい程音がしない)、Webの情報でも消費電力が低い割に高スペックって謳われているようにミドルレンジ向け次世代カードという呼び方が相応しいんだろうなぁ。Windows上でDirectX 10をゴリゴリ使うような用途だともうちょっと差が出るのかも。Mac Pro側のPCI Expressが2.0対応じゃないのも原因かと。
いずれにせよ、初代Mac Proの置き換え用カードとしてはかなり優秀なんじゃないかと思います。
あと、購入の動機となったマシンの不具合も結局グラボ依存だったようなのでこちらも解決して一安心。
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