Adobe CS5がやってきた(その3)。
Adobe CS5出荷後のアップデートでCamera RAWから直接レンズ補正が呼び出せるようになったってんで、最も気になっていたDxO Opticsとの機能比較を行ってみた。
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Comments (0)Adobe CS5出荷後のアップデートでCamera RAWから直接レンズ補正が呼び出せるようになったってんで、最も気になっていたDxO Opticsとの機能比較を行ってみた。
Canon EOS 5D + EF17-40mm F4L USMで撮影した写真をDxO Opticsで現像したもの。
全く同じデータをPhotoshop CS5付属のCamera RAWで現像したもの。
両者を見比べてみると、画面中央部の歪曲収差の補正量が違っていたりして興味深い。
今回のテストで感じたのは、DxO Opticsが相変わらず自然な仕上がりとなるのに対して、Camera RAWはどうも機械的な仕上がりになってしまう点。
現像パラメータはいずれも限りなくデフォルトに近い状態としてあるが、DxO Opticsの方が色調・コントラスト・ノイズ処理のいずれも自然な仕上がりとなっていて、撮って出しの状態でも十分絵になっている。Photoshopしか持っていないフォトグラファーにとってCS5のアップグレード内容は願ったり叶ったりだろうが、DxO OpticsユーザがCS5の画質に満足出来るかと言われるとちょっとなぁ…と思ってしまった。
てな訳でDxO Opticsが愛佳わらずクオリティ重視である事は実感出来たのだが、それはさておき処理速度を何とかしてくれよ。
Camera RAWが一瞬でレンズ補正してしまうのに対し、DxO Opticsでの現像作業は1分31秒(@MacBook Late2006 2.0GHz Intel Core 2 Duo)も要してしまった。アプリも平然と32bitモードで動作しているようなので、せめて64bit対応位して欲しい。
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Comments (0)ぶっちゃけ正式発売日前の5/26(水)には不在通知が入ってたんだけど、27日に受け取って28日は寝かせて29日にインスコ終えたら今日になっちゃった訳ですよ。
無論この短期間で全部が全部の機能を確認出来る訳も無いので、気付いた点をぼちぼちアップしていく事にする。
何の変哲も無い段ボール箱。
伝票とガムテがAdobeオリジナルなのは以前と同様。
今回のパッケージはこんなカンジ。
時代に逆行して旧バージョンよりデカくなっているのがちょっとイヤ。
てか、今回のパッケージはCSパッケージになってから一番出来が悪いんじゃないかと思うのは気の所為だろうか?
見た目は凝っているようなのだが中を開けてみると結構ヤワなパッケージで、こんなん付ける位だったらCS1の時のトールケースの方がよっぽど使い勝手がいい。
とまぁパッケージにばかりグダグダ言っても仕方無いので、中身の議論に移りたいと思う。
前回アップグレードしたのがCS3だったので、今回は実に3年振りのアップグレード。
お目当ては矢張りMac版の64bit対応とCS4以降に追加された新機能なのだが、現時点ではまだサブマシンのMacBookにしかインストールしていないので64bit化の恩恵には与れていない。
最近の用途といえば専らPhotoshop & Bridgeでの写真現像で、今回のアップグレードで一番楽しみにしていたのもCamera RAW回りの機能改善だった。
という事で、早速Camera RAWで以前撮影した写真を開いてみたのだが特に機能が増えたような印象は受けなかった。Photoshop本体に関しては既に各所で色々な情報を仕入れていたのだが、もしかしてCamera RAWなんて誰も興味無いんだろうか…。
しかし、デジタルカメラ関連の新機能に関しては‘自動レンズ補正’の方がよっぽど気になる所。
以前購入したDxO Optics Proと機能的にはモロ被りなので、場合によってはDxO Optics Proが無用の長物になってしまうような事が有り得るかも知れない。
…なんて危惧していたのだが、どうもこの心配は取り越し苦労に終わりそうである。
というのも、自動レンズ補正はどうやらCamera RAWからダイレクトで呼び出す事が出来ないらしい。
DxO Optics Proであれば露出補正からカラーバランスから収差補正からノイズ除去から全ての現像処理をまとめて実行出来るものの、Photoshop CS5では一旦Camera RAWから吐き出されたビットマップに対してレンズ補正を行う事になる為、RAWデータの情報量をフルに活用出来ない。特にノイズ除去とアンシャープマスクと収差補正は同時に行わないと間違いなく効果が落ちるので、自動レンズ補正がCamera RAWから呼び出せないというのは既にその魅力の半分以上を失っていると言っても過言ではない。
現像後のカラーバランスはDxO Optics Proの方が圧倒的に気に入っているので、少なくともデジタル一眼のデータは引き続きDxO Optics Proで実行していく事になるのだろう。64bit対応のv6.2も最近出たばっかりだし。
てか、Camera RAW上で自動レンズ補正出来ないのが不可解で仕方無いんですが。
単なる私の見落としであるものと信じたいので、何方かCamera RAW上で自動レンズ補正する方法を教えて下さいマジで。
とは言うものの、自動レンズ補正は他の場面で活躍しそうな気がしている。
Lens Profile Creatorなるユーティリティを使うと自前の収差補正プロファイルが組めるようなので、例えばPowerShot G7のような古いコンデジでRAW撮影するような場面では活路が見出せるんじゃないかってワケ。
プロファイル作るのも結構大変そうではあるものの、レンズ交換を伴わないコンデジであれば一度プロファイルを作ってしまえば後は使い回せる筈なので、時間が出来たら挑戦してみたいと考えている。
あと、地味な改善ポイントとしてインストール後フォルダを移動しても階層構造を再構築してくれるようになった。
CS3の時は、例えばインストール時に作成された /Applications/Adobe Photoshop CS3 を /Applications/Adobe Creative Suite 3/Adobe Photoshop CS3 に移動すると(確か)Photoshop起動時にクラッシュするという不具合が生じていた。
しかし、今回のバージョンからはデータを移動後にアプリケーションを起動すると階層を再構築する旨のアラートが表示され、再構築後は従来通りアプリケーションが利用出来る。偶然発見した改善ポイントであるが、以前のようにアンインストール→新しい階層に再インストールという作業が必要無くなったのは嬉しい。
それにしても、Mac Pro側のPhotoshopが最新版に出来るのは一体いつになるんだろう??
OSも愛佳わらずLeopardだしなぁ…。
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Comments (0)DxO Optics Proをレジストしてしまったので、ここ最近は撮り貯めた写真の現像にいそしんでいる。
ぶっちゃけAdobe CS3 Premiumなんぞ持っていたりする手前、今更RAW現像ソフトを新規に導入するというのはちょっと抵抗もあった。過去にもApertureやらLightroomやらに心惹かれていた時期はあったものの(Lightroomは実際β版にかなりお世話になっていたし)、結局Photoshop CS3のCamera RAWで事足りてしまうだろうというのが結論だった。
しかしOptics Proの試用版をじっくり使い込んでみた結果、Camera RAWを遥かに凌駕するような現像能力を見せ付けられてしまった。ダウンロード購入のソフトウェアに何万も突っ込む事には正直抵抗もあったが、丁度年末年始に次期バージョンへの優待アップグレード版を割引販売していたので、この機会にと思い購入してしまった。
さて、Camera RAWとOptics Proとではどの程度の実力差があるのだろうか?
まず御紹介するのは、従来通りCamera RAWで現像した写真。(Canon EOS 5D、EF17-40 F4L USMにて撮影)
続いて、同じ撮影データをOptics Proで現像したもの。
実際にはOptics Proでの現像処理を先に行い、Camera RAWの現像結果を近付けていくような手順を採ったのだがこれがまたなかなか合わない。
ただ、今回の検討目的はあくまで作品作りに適したRAW現像ソフトを見極める所にあるので、細かい色調の違いに関しては目をつぶる事にした。
いずれも作業負荷は大差無かったのだが(Optics Proの方が慣れていない&現像時の演算処理に時間が掛かる分、現像完了までの時間は若干多く要してしまったが)、Optics Proの方が色の抜けが良く、Camera RAWは多少チューニングを凝ったとしても何となく‘すっきりしない’絵になりがちな印象を受けた。
特に今回のサンプルは夕暮れ時の逆行気味な代物だという事もあって、シャドウ部の明度をかなり持ち上げた結果、Camera RAWでは若干眠たい絵になってしまった。
無論、Camera RAWについてもまだまだパラメータをチューニングする余地はあるだろうし、お手軽さに関してはBridge + Camera RAWのコンビネーションに一日の長があると思う。
しかし、じっくり作品を作り込む前提であればOptics Proを使わない手は無いだろう。少なくとも、私は手元の写真数十枚を試しに現像してみた結果、Optics Proの絵作りにかなり惚れ込んでしまっている。特に倍率色収差とディストーションの補正処理に関しては、Camera RAW等他のRAW現像ソフトでは絶対に真似出来ない芸当と言える。今回使用したEF17-40も、広角ズーム故に中央部と周辺部ではかなりの画歪みが発生している。これがデフォルト設定のままでもすっきり解消出来てしまうというのだから、矢張りOptics Proは凄い。
ついでに、Optics Proのノイズ除去機能とNik Dfineでのノイズ除去の性能についても(折角Dfine持ってんだし)比較してみる事にした。
まず、Optics ProのDxO Noise機能を用いてノイズ除去を行った場合。(※DxO Noiseだなんて名前が良くない。尚更ノイズが乗ってしまいそうではないか。)
DxO Noiseの方が若干ノイジーな絵になりがちだったものの、写真として観る分にはむしろ自然と思える程度であった。
一方、Dfineの処理結果は如何にも後処理を施しましたといったような具合で、人肌もアスファルトものっぺりしてしまい、シャドウ部のノイズ除去処理も若干やり過ぎな印象を受けた。
Optics Pro非対応のカメラで撮影した写真データやスキャン画像を処理する程度であればDfineでもなかなか良好な処理結果が得られていたのだが、矢張り対応機種で撮影した写真データに関しては、読み込みから現像までの処理を一貫して行えるOptics Proで処理した方が望ましい結果が得やすいと言えるだろう。
DxOの日本向けサポートもなかなかレスポンスが良くて、操作上不明な点や改善要望に対してきちんとお返事が来るというのは非常に安心感がある。
しかし、そんなDxO Optics Proに対しても幾つかの不満がある。
まず、何はともあれ処理が重い。最後の現像処理に時間が掛かるのは仕方無いにしても、ちょっとパラメータをいじっただけでプレビュー表示に時間が掛かったり、写真を選び直す度に新しくプレビュー画像を生成し直していたり、流石に何十枚も現像処理を施しているとストレスが溜まる。
次に、現像処理が完了するまで複数画像を同時に比較する事が出来ない。例えば同じ時間帯に撮影した写真を何枚か並べて色調を合わせたいといったような要望は容易に想定出来る所であろうが、これを可能とする機能が現状Optics Proには存在しない(→次期バージョンでは一応「バーチャルコピー間の比較や、選択した画像との比較が可能」になっているらしいが)。Adobe Bridgeのようにファイルブラウザのプレビュー表示にも現像結果を反映するような工夫があって然るべきだ。
最後に些細な事ではあるが、現像後のデータに元データのExif情報が全て事細かに埋め込まれてしまう点。カメラのシリアル番号とか、余計な情報まで埋め込まれてしまうのは正直困る。書き出し時に個別でON/OFF出来るようにするとか、せめてExif情報を一切付加しない設定を用意するとか、何らかの配慮が欲しい。
なんて言ってはみたものの、ホビーユースであれプロユースであれ、DxO Optics Proはかなりオススメなのである。
単体の写真現像ソフトとして、これ以上の選択肢はなかなか無いであろう。
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