NHKを解約せよ。【その1】

夕方家でぼーっとしていたら、いきなりインターホンが鳴った。
インターホン内蔵のカメラで確認してみると、20代位の女性がカメラに映っていて、これ見よがしに身分証明書を晒している。
イヤな予感はしつつも応答してみると、NHKの職員だった。

…そう、全てはここから始まったのだ。

最初は受信料の徴収かと思って軽くあしらうつもりだったのだが(ウチはカード自動引き落としなので)、どうも話が違う。
地上波契約になっているから、衛星契約にしろと言うのだ。

これには裏事情があって、以前住んでいた家では衛星契約にしていたのだが、今の家に入居する際に不動産屋がしきりと「ケーブルテレビを契約しないと衛星受信出来ない」と説明していたため、わざわざ地上波契約に切り替えていたのだ。
しかし、TV購入後数ヵ月経ってふとBS端子を繋いでみたら、何故か衛星放送が映った。
とは言うものの、どうせ衛星放送なんてこれっぽっちも観やしないのだから放置しておけばいいだろう。
…と安易に考えていたのが運の尽きだった。

職員「こちらの建物は衛星放送が受信可能なので、衛星契約が必要です。」
俺「震災後緊急地震速報が表示されるようになって以来、家庭の事情でTVの視聴を一切辞めました(←これは事実)。NHKの受信契約自体を解除したいのですが。」
職員「こちらの建物自体が衛星放送を受信可能なので、受信可能な装置をお持ちであれば衛星契約して頂く必要が御座います。」

…この時点でかなり面倒臭い展開。

職員「現在衛星放送は御覧になっていますか?」
俺「いえ、不動産屋が受信出来ないと言っていたので地上波しか受信していないのですが。」
職員「では、現在お使いのテレビのアンテナ線を“BS”と書いてある端子に接続して受信可能かどうか御確認ください。こちらに説明書きが御座いますので。

職員の女が取り出したるは、御丁寧に商業印刷されたフルカラーの説明チラシ。
こんなモン作ってる余裕あったら受信料下げろっての。

んで、暫くBSを受信しているフリをしつつネットで軽く情報収集。
既に逃げようが無かったので、取り敢えず玄関に戻る。

俺「受信出来ました。」
職員「それでは衛星放送に切り替えを行いますので、こちらの書類を御記入下さい。」
俺「えぇと、受信契約はすぐ解約するつもりなのですがこちらの書類を記入する必要はあるのでしょうか?」
職員「こちらは契約の切り替えに必要な書類です。解約については4月までにこちらの電話番号に御相談頂ければ、既にお支払い頂いている受信料を御返金します。」

あー、完全に逃げ道を塞がれてるorz


んで、渋々書類書いてシャチハタ突いて、職員を追っ払ってから怒濤の情報収集。
実は、ここからが真の泥沼コースの始まりだったという事など露知らず…。

(※続く。)

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