PowerShot G7で撮影したRAW&JPEG画像の画質を比較する。
暫く画質比較に堪えるような写真を撮影していなかったのだが、ここ最近になってようやく人様にお見せ出来るような写真が撮影出来たのでアップしてみる。
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Comments (0)暫く画質比較に堪えるような写真を撮影していなかったのだが、ここ最近になってようやく人様にお見せ出来るような写真が撮影出来たのでアップしてみる。
CHDK@PowerShot G7でRAW(DNG)&JPEG撮影(ISO200、7.4mm、f/2.8)。
Camera RAW v4.6.0.30にて露光量+0.5、コントラスト+63、明瞭度+8、自然な彩度+34で現像。
Photoshop‘レンズ補正’フィルタにてゆがみ補正+5。
Nik Dfine2にて暗部のみノイズ除去。
まずはJPEGデータの場合。
露出アンダーで撮影したにも関わらず、展望台周辺の明るい部分が飽和している。
続いてはRAWデータ(正確にはDNGだが)の現像結果。
撮りっ放しの状態では若干カラーノイズが目立ったが、細部までよく解像出来ている。
JPEGデータのピクセル等倍表示。
展望台下面のパネルの溝が解像出来ていない。また、構造物の解像感もかなり甘い。
RAWデータのピクセル等倍表示。
こちらはパネルの溝もそこそこ解像出来ている上、画面全体の解像感も良好である。
今回例示した画像に限らず、JPEGだとエッジのジャギーが目立ったり、階調が損なわれていたりする場合がかなり多い。
私のようにJPEGだろうが何だろうが現像ソフトでいじくり倒してしまうような人間にとって、CHDKのRAW撮影機能は最早必要不可欠といえる。
但しRAW&JPEGの場合は1回の撮影毎に数秒程度待たされるので、連写ないし速写性能という観点では大きなデメリットとなる。
もうちょっと処理が速くなれば嬉しいのだが。
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Comments (0)DxO Optics Proをレジストしてしまったので、ここ最近は撮り貯めた写真の現像にいそしんでいる。
ぶっちゃけAdobe CS3 Premiumなんぞ持っていたりする手前、今更RAW現像ソフトを新規に導入するというのはちょっと抵抗もあった。過去にもApertureやらLightroomやらに心惹かれていた時期はあったものの(Lightroomは実際β版にかなりお世話になっていたし)、結局Photoshop CS3のCamera RAWで事足りてしまうだろうというのが結論だった。
しかしOptics Proの試用版をじっくり使い込んでみた結果、Camera RAWを遥かに凌駕するような現像能力を見せ付けられてしまった。ダウンロード購入のソフトウェアに何万も突っ込む事には正直抵抗もあったが、丁度年末年始に次期バージョンへの優待アップグレード版を割引販売していたので、この機会にと思い購入してしまった。
さて、Camera RAWとOptics Proとではどの程度の実力差があるのだろうか?
まず御紹介するのは、従来通りCamera RAWで現像した写真。(Canon EOS 5D、EF17-40 F4L USMにて撮影)
続いて、同じ撮影データをOptics Proで現像したもの。
実際にはOptics Proでの現像処理を先に行い、Camera RAWの現像結果を近付けていくような手順を採ったのだがこれがまたなかなか合わない。
ただ、今回の検討目的はあくまで作品作りに適したRAW現像ソフトを見極める所にあるので、細かい色調の違いに関しては目をつぶる事にした。
いずれも作業負荷は大差無かったのだが(Optics Proの方が慣れていない&現像時の演算処理に時間が掛かる分、現像完了までの時間は若干多く要してしまったが)、Optics Proの方が色の抜けが良く、Camera RAWは多少チューニングを凝ったとしても何となく‘すっきりしない’絵になりがちな印象を受けた。
特に今回のサンプルは夕暮れ時の逆行気味な代物だという事もあって、シャドウ部の明度をかなり持ち上げた結果、Camera RAWでは若干眠たい絵になってしまった。
無論、Camera RAWについてもまだまだパラメータをチューニングする余地はあるだろうし、お手軽さに関してはBridge + Camera RAWのコンビネーションに一日の長があると思う。
しかし、じっくり作品を作り込む前提であればOptics Proを使わない手は無いだろう。少なくとも、私は手元の写真数十枚を試しに現像してみた結果、Optics Proの絵作りにかなり惚れ込んでしまっている。特に倍率色収差とディストーションの補正処理に関しては、Camera RAW等他のRAW現像ソフトでは絶対に真似出来ない芸当と言える。今回使用したEF17-40も、広角ズーム故に中央部と周辺部ではかなりの画歪みが発生している。これがデフォルト設定のままでもすっきり解消出来てしまうというのだから、矢張りOptics Proは凄い。
ついでに、Optics Proのノイズ除去機能とNik Dfineでのノイズ除去の性能についても(折角Dfine持ってんだし)比較してみる事にした。
まず、Optics ProのDxO Noise機能を用いてノイズ除去を行った場合。(※DxO Noiseだなんて名前が良くない。尚更ノイズが乗ってしまいそうではないか。)
DxO Noiseの方が若干ノイジーな絵になりがちだったものの、写真として観る分にはむしろ自然と思える程度であった。
一方、Dfineの処理結果は如何にも後処理を施しましたといったような具合で、人肌もアスファルトものっぺりしてしまい、シャドウ部のノイズ除去処理も若干やり過ぎな印象を受けた。
Optics Pro非対応のカメラで撮影した写真データやスキャン画像を処理する程度であればDfineでもなかなか良好な処理結果が得られていたのだが、矢張り対応機種で撮影した写真データに関しては、読み込みから現像までの処理を一貫して行えるOptics Proで処理した方が望ましい結果が得やすいと言えるだろう。
DxOの日本向けサポートもなかなかレスポンスが良くて、操作上不明な点や改善要望に対してきちんとお返事が来るというのは非常に安心感がある。
しかし、そんなDxO Optics Proに対しても幾つかの不満がある。
まず、何はともあれ処理が重い。最後の現像処理に時間が掛かるのは仕方無いにしても、ちょっとパラメータをいじっただけでプレビュー表示に時間が掛かったり、写真を選び直す度に新しくプレビュー画像を生成し直していたり、流石に何十枚も現像処理を施しているとストレスが溜まる。
次に、現像処理が完了するまで複数画像を同時に比較する事が出来ない。例えば同じ時間帯に撮影した写真を何枚か並べて色調を合わせたいといったような要望は容易に想定出来る所であろうが、これを可能とする機能が現状Optics Proには存在しない(→次期バージョンでは一応「バーチャルコピー間の比較や、選択した画像との比較が可能」になっているらしいが)。Adobe Bridgeのようにファイルブラウザのプレビュー表示にも現像結果を反映するような工夫があって然るべきだ。
最後に些細な事ではあるが、現像後のデータに元データのExif情報が全て事細かに埋め込まれてしまう点。カメラのシリアル番号とか、余計な情報まで埋め込まれてしまうのは正直困る。書き出し時に個別でON/OFF出来るようにするとか、せめてExif情報を一切付加しない設定を用意するとか、何らかの配慮が欲しい。
なんて言ってはみたものの、ホビーユースであれプロユースであれ、DxO Optics Proはかなりオススメなのである。
単体の写真現像ソフトとして、これ以上の選択肢はなかなか無いであろう。
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