TeXShop導入。

今更言うまでも無いことであるが、私はとにかく新しいものが大好きである。ことソフトウェアに関しては言うまでも無く、常に最新版を使用することで新しいテクノロジーを取り入れていくよう心掛けているつもりだ。
よく「安定性の問題があるから云々…」等と抜かして旧い‘割れディスク’をしぶとく使い続けている輩が居るが、そんなのは具の骨頂である。新しいソフトを如何に安定した環境で動作させるか、それこそが新しいアイディアを生み出す原動力ともなるのだ。

そんな訳でAppleの『Mac OS X Update』を毎週チェックしている私であるが、ここ2週間でかなりの本数のオンラインウェアを入手した。中でもpTeX Extremeの最新版は論文の執筆活動に直結する極めて重要度の高いものであるが、そのダウンロードサイトの傍らに‘TeXShop対応’とあることにふと気が付いた。
TeXShopとは知る人ぞ知るMac OS X対応のTeXエディタであるが、これまで【mi + TeX Tools for mi】を愛用してきた私にとってはさほど注目に値するものではなかった。しかし、Panther環境になってから原因不明のエラーに悩まされることも多く、より優れたTeXコーディング環境を探していたことも事実である。

実際に最新版のpTeXパッケージとTeXShopをインストールしてみたところ、これがまたすこぶる快適に動作するのだ。確かにコーディングする際の効率は圧倒的にmiの方が優れているのだが、TeXShopの場合は何よりソースコードの入力ウィンドウ上部に【コンパイル】なるボタンが付いているのである。些細なことであるが、これは本当に嬉しい。コーディングしてボタンをクリックすればPDF形式のプレビューを表示してくれるのだから、これまでのように右クリック&コンテキストを何枚か展開してコンパイルしていた頃に比べれば雲泥の差である。
ということで、今後はTeXShopを積極的に使うことに決定。分割コンパイル機能はmi環境の方が優れているようだが、これに関しては我慢することとしよう。これで研究活動がよりスムーズに進むようになれば万々歳なのだが…。

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