そして肝心のOffice 2004 for Macはと申しますと…。

朝から早速インストール作業。今回購入したのはアップグレード版なので、旧バージョンが存在しないと正常にインストール作業が完了しない。ということで、既にインストールしてあったv.Xはそのままで作業を進めることとなった。
MS Officeにはドラッグ&ドロップ(つまりコピペ)かインストーラを使用するかの2通りのインストール方法が用意されており、これについては旧バージョンからの特徴となっている。私の場合はOfficeの全アプリケーションを必要としている訳ではないので、インストーラで必要なモジュールのみインストールすることに決定。実際に作業を進めていくと、旧バージョンのアプリ及び環境設定ファイルを一括削除する旨のメッセージが表示された。ソフトウェアのアップグレードを繰り返すと環境設定ファイルが大量に蓄積してしまって厄介なのだが、こうやってインストーラが自動的に削除してくれると大変便利である。
…しかし、何故かアプリケーションフォルダ内のv.Xアプリ一式が削除されておらず、これについては手動で捨てることとなった。まぁ、この辺のいい加減さがまたMSらしいのだが…。

んで、インストール作業は無事完了。今回はアプリケーションアイコンもメタル調に刷新されており、何だかダサくなっております。つーかどう見ても旧バージョンのアイコンの方が印象良かった気がするんですが。無理にアイコンまでメタル化する必要は無かっただろうに。
今のところはExcelにしか触れていないのだが、画面上でリアルタイムに出力結果がプレビュー出来るのが嬉しい。この辺は今までロクなアプリを作ってこなかったMSの面目躍如といったところか。勿論、Excelは過去のバージョンを見てもそれなりに巧く作ってあったんだが…今回は特にWordへ期待を寄せている私。

しかし、何より残念なのはVirtual PC 7が同梱されなかった点。Pro版最大の目玉であり、Std版より発売が遅れた理由もそこにあった筈だった。しかし、蓋を開けてみたら発売日がずれ込んだのにも関わらずVPCは同梱されず、無料クーポンで登録すれば後日配送されるとは言うものの出荷予定は今秋…特に旧VPCはG5上で動作しないので、私としてはG5の導入と共に発売して欲しい位の勢いなのだが。
但し、その埋め合わせとでも言うべきなのか何なのか、Windowsマシンを遠隔操作する為のソフトウェアが同梱されていた。このソフトについては以前から興味を持っていたものの、何となく導入する機会を逸していた。とりあえず、少ない知識を振り絞って大学のマシンを遠隔操作出来るようにしてみますか…。

あと驚いたこととしては、IE5のテキスト表示がOfficeのインストールと共にますますとんでもなくなってしまったこと。文字詰めはえー加減だし、フォント自体もダサダサだし。おそらくは本バージョンから搭載されたMS Pフォントに因るものと考えられるが、幾ら何でもこれはダサい。まー、Mac OS X版のIEなんて最早過去の遺産でしかないのだから、そこまであーだこーだ言うべき問題でも無いのだろうが…。

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