東京は台風一過の猛暑。大学に自転車を乗り捨てて出発する事としたのだが、大学に向かう段階で既に汗だく。一旦研究室にて汗を引かせ、落ち着いた所で駅へ向かう事に。
今回移動手段として選んだのは新幹線。東京から名古屋まで2時間弱という事で、時間的・体力的要素と観光的要素を考慮した結果、高速バスや鈍行と比較すれば多少高く付くものの、話の種に新幹線を利用する事とした。実際の所、学割も利用したので2万円弱で東京-池下間を往復する事が出来た。62万円のG5 + Cinema Displayを現ナマで買えてしまう(※決して金が有り余っているという訳ではない)私にとっては、なーちゃんの為に2万円出費する事など朝飯前である。
乗り換えは駅すぱあとの情報を頼りにしたが、鈍行の乗車時間を前倒ししておいた結果、新幹線への乗り換えは何の問題も無く行なえた。駅構内ではバシバシ写真撮影。ネタ作りサイコウ。盗撮者と間違われないものかドキドキ。
移動中の車内では外の風景を写真に収めてみたり、持ち込んだiBookでHTMLを打ち出してみたり。窓側席だったのが功を奏し、旅気分を満喫する事が出来た。その後あっという間に名古屋駅へ到着。すぐさま地下鉄へと乗り換える事に。駅すぱあとの検索結果において、新幹線到着時間と地下鉄乗車時間にやたら開きがあるのが気になっていたのだが名古屋駅広いのね。何となく東京駅と同じ匂いがした。
そして肝心の地下鉄だが、都内の地下鉄と比較するとかなり綺麗な印象を受けた。そして、地下鉄の行先案内が都内の地下鉄掲示と全然違うのに驚き。何が違うと聞かれても、根本的なデザインの思想そのものが違うんだからもうどうしようもない。名古屋のレイアウトは若干古クサ(以下省略)。
結局目的地であった池下には時間通り到着し、途中で謎のお姉さんから質問を受けてみたりしながらホールに到着(※徒歩1分)。既に2-30人のファンが列を作っていたのだが、私は最早列に付いてまで早く入場する必要も無い。ということで、ホール脇でひたすらダンスリハ。やけに注目を集めてしまっていたようだが、何も気にする事は無い。私は私なりの自己表現方法を貫いているだけである。
1時間程躍り込んだ末、ようやくホールに入場。どちらかというとシンフォニーヒルズに近い雰囲気のこぢんまりした所で、客の入りもそう多くはなかった(※2階席は完全に空席)。首都圏から押し寄せたファンも相当数居たようで、中にはいつも見掛ける連中も。
ちなみに、私の席はというと駆け足2歩でステージに上がれてしまう位の素ん晴らしい位置でありましたとさ。実際、アンコール時の握手サービスでもなーちゃんの手に触れる事が出来たのは感激としか言い様が無い。無論、公演中もなーちゃんとタイマンでライブしているかの如くステージが近くに感じられ、ダンサーとも目が合いまくり。一度このような環境を経験してしまうと、もう二度と後方の席になんぞ付く気になれない。
そんな状況で開幕した最終公演だが、予想以上の完成度の高さに驚かされた。「昨日の福岡公演が中止になった分私もダンサーも気合が入っている」とはなーちゃん自身の弁であるが、キーはこれまでに無いレベルでヒットしていたし、客席とのコミュニケーションもスムーズだった。ホール自体が小さかった事、1stコンサート最終公演という事で各地から本当のファンが集まった事…これらの要因がいい具合にマッチし、終わってみれば5月のNHKホールで味わったかのような快感が得られた。名古屋は決して近場ではなかったものの、今回に限っては本当に「行って良かった」と断言出来る。帰り掛けには東京・横浜と映りそびれていたビデオカメラの前でShining Starのサビを唄って踊るという醜態を晒す事に。Webでアップされるのかどうかは甚だ疑問。
ちなみに、公演内容は前回と同じ…ではありませんでした。追加公演になってから唄われてきた『あなた』(@HY)が、初回公演時にも披露された『FULL MOON PRAYER』(@COS)に差し替えられ、何とアンコールのShining Star後にもお楽しみが!! これについては私自身も‘そういう結果になってしまったことが正直驚き’だったのだが、とにかく今回の名古屋公演はファンの熱気が全然違ったのだ。
…しかし、これだけではまだ終わらなかったのだ…。
名古屋駅までの移動が思いの外スムーズに進んでしまい、ホームにて新幹線を2本見送る事に。私はその間ベンチでぐったりしていたのだが、ようやく目的の新幹線が到着する時刻になったので、乗車予定の車両番号が掛かっている列に付いてふと目を横にやると…何と、そこに居たのは玉置成実バックダンサーズ!! これには流石に居ても立ってもいられなくなってしまい、思い切ってMomokoさん(←ダンサーズの中では一番人当たりが良さそう)に声を掛けてみた。
「すいません、ダンサーの方ですよね…?」
これには流石のダンサーズも怪訝そうな表情をしていたのだが、だからといって別に追っかけ回したりする訳でも無いし。とりあえず自分が東京都在住である事、東京・神奈川・愛知と回ってきて本当に素晴らしい体験が出来たということを伝え、最後に「今後ともどうぞ宜しくお願いします!」って玉置成実バックダンサーズとして宜しくパフォーマンスして下さいってコトよ勿論。 結局ダンサーズは隣の車両に乗車していたのだが、彼女達に直接話し掛けられる機会を得る事などなーちゃんに話し掛けることより難しいであろう。本当に貴重な瞬間だった。
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