今日は6:00を知らせる目覚ましと共にウェイクアップ。しかし何故か体がびくともしない。昨晩やった事と言えば半月間続けている柔軟体操と腕立て伏せ位なもので。って実は数日前から‘井戸中蛙強化計画’に新メニュー『腕立て伏せ』が加えられました。元来無酸素運動は苦手なので、この機会にちと総合力を付けておこうと。いや全てはライブの為ですよ当たり前じゃないですか。

んで、ようやく起床したのは7:30。朝食後メールチェックを行なうと社長から連絡が。内容は「昨日の更新内容が指示通りに行われていない&CGIの動作がおかしいから連絡よこせ」との事だったのだが勤務日でも無いのにアルバイトに対してそういう事を平気で抜かせる人間の気が知れません。つーか昨日も中間報告の時点で「いーよいーよ途中でもいいから出来た分についてはどんどんアップしてよ」という話だったのに、いざ夜が明けてみたらこのザマですよ。そして私が再度チェックした限りでは、特にアップした内容の不備も見当たらないしCGIも仕様通り稼働している訳ですよ。
仕方無くメールにて丁重に返事を撃っておいたのだが、その内容に関しては一切の返答も無く。結局アレですか、人が休日返上で数十分掛けて丁寧に返事したのに、それに対しては返事する気すら起きないとですか。一日中返答を待っていたこっちがバカみたいです。私はあくまで学生アルバイトなんであって、一週間フルにお仕事さえしていればいい貴方様方とは状況が全く違うんです。仕事の無い日位個人的な活動に精を出したいってのに、それすら阻害されて迷惑してるんです。ひとまず本日の件に関しては、いずれ契約更新の際にでもガツンと言ってやる方向で。

そんなこんなでいつの間にかお昼時となってしまい（←俺の貴重な午前中を返せ!!）、昼食を済ませてダンスレッスンしてから同人系タスクの処理。これに関しても現在ゲームへの興味が全く失われている為、いずれは手を引く方向で考えている。私にとってはPS2のゴテゴテ作り込んだ見掛け倒しのゲームなんぞ最早興味の対象ではなく、むしろ独創性溢れるFLASHパズルゲーの方がよっぽど知的好奇心を刺激される。そして、ゲームをやる暇なんぞあったら研究活動とかCGとかに精を出した方が遥かに有意義であるという事は以前にも述べた通り。今となってはPS2版DQ5すらまっっっっったくやる気がしない。
16時前にはスキャニング作業が終わり、その後少々仮眠。というのも、スキャニングされた画像に色付けを行なう上ではタブレットの使用が必須であり、タブレットオペレーションを行なう際には気力を著しく消耗する為、事前に仮眠を摂っておかないとノーミソが持たないのである。18時近くには起きて線画の補正を行ない、夕飯を済ませてから色付け開始。

それにしても【G5 + Photoshop CS + WACOM intuos】の組み合わせは凶悪である。G4時代には600dpiレベルの画像に直径数百ピクセルのブラシでペイントする事等非現実の極みであったが、現在の環境ではそれが何のストレスも無く行なえてしまう。フィルタ処理についても『フィルタギャラリー』の設計が非常に巧妙な上、G5の処理能力も相まってトライ&エラーを何度も繰り返すことが可能。その結果、まるでディスプレイへ直接絵具を塗っているかのような感覚すら得られている。
こうなってくると、近い将来現在の色付け行程（※原稿用紙に線画を起こす→スキャニング後補正→Photoshopでべたべた）が全く別の形に置き変わってしまう事は必至である。以前から全ての行程をフルCG化出来なかった事には不満を感じており、世間で公開されている2DCGも以前のアナログ2Dのような暖かみが全く感じられない【線画パッキリ・色付けベタ塗り】な代物へとシフトしている事に、私自身強い憤りを覚えていた。これはPhotoshopの潜在能力をCG作家が発揮し切れなかったことに由来しており、現に巷で公開されている2DCGの多くは線画で囲まれた領域をベタ塗りし、デフォルトのエアーブラシを吹き付けただけの如何にも安っぽい代物ばかりである。そこには質感表現もへったくれも無く、個性の欠片すら感じる事が出来ない。猫も杓子もCGを口にするようになった今こそ、オリジナリティを武器とする事で新たな境地へと辿り着けるのかも知れない。