鞘師卒業に関して思う事。

Cyntia夜公演開場までまだ何時間もある上ハロタプのライフ回復待ちなので、この週末色々感じてきた事を書こうかと思う。

まず、卒業という道を選んだ事自体はとやかく言うべきではない。本人の自由だ。
もう5年も芸能活動を続けてきて、人生を見つめ直したいと思う事も当然あるだろう。

しかし、今回の卒業発表はどうにも腑に落ちない点がいくつもある。

まず、卒業発表が何の前触れもなくBlog上で済まされてしまった件。
少なくともファンにとっては、現役メンバーが卒業するという事は一大事である。
顔も見えなければ声も聞こえない、尚且つ事務所からの公式発表に先んじて‘9期Blog’で発表されたということには、正直違和感を隠せない。

続いて、その発表日がド平日の夜であった事。
翌日には譜久村BDイベ、その翌日には広島凱旋が控えているというのに、何故敢えてこのタイミングで発表したのか。
もしかすると、凱旋2日前に発表する事で、遠征予定がなかった鞘師ヲタがステージでの正式発表を目の当たりにする猶予を与えたいという意思が働いたのかもしれない。だとすれば、せめてもう1日早く発表するとか、幾らでも調整の余地はあった筈なのである。とにかく、今回の卒業発表はタイミングとしては最悪だったとの評価を下さざるを得ない。

更に、卒業公演としてカウコン第1部が選ばれた事も最悪である。
何故単独最終公演である武道館2日目を選ばなかったのか。クリスマスイベント等、年内のイベント類に水を差す事態にはならないのか。半数以上は娘。イチオシではないカウコンで卒業セレモニーなんて企画されたら、他ユニットのファンに迷惑ではないのか。何より、第1部で現役エースが引退したその直後、ファンはどのような面持ちで第2部に参戦すれば良いのか。
大体、ただでさえ落選祭りだったカウコン第1部にどれだけの人数の鞘師ヲタが参戦出来るのか。オークションに頼るにしても、価格が高騰するだけならまだしも、チケットそのものが殆ど出回らない事態も容易に想定出来る。

とにかく、今回の卒業発表に関してはありとあらゆる事が‘最悪’だった。
本人の意向でこうなったのか、それとも大人の事情でこうなったのかは正直判らんが、何処をどう見てもグッドタイミングだったとは思えないのである。
卒業後もHello! Projectに残るとの事だが、残念ながら彼女が今後活躍している姿が全く想像出来ない。ダンス部? 本気でダンスの道を極めたいのなら、さっさとHello! Projectなんて見切りを付けた方がいい。彼女なら世界でも戦える。

かく言う私が9期メンバーの中で最も評価していたのは、鞘師里保その人である。
彼女は努力家であり、才能に恵まれ、文句無しにエースとしての風格を備えていた。
そういう目で見られる事自体がプレッシャーだったのかも知れないが、彼女という存在そのものが‘モーニング娘。’というものを体現していた。
モーニング娘。復活の一番の立役者は、私はさゆではなく鞘師だったと信じている。

そんな彼女が、これまでの活躍の集大成である‘卒業’というタイミングで、何故このような最悪な状況に陥らざるを得なくなってしまったのか。
現役エースが下した判断にしては、あらゆる事が不透明で稚拙としか感じられないのである。
今回ばかりは、彼女に適切なアドバイスを与えられなかった周囲の大人達に猛反を求めたい。

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