かなともの件について思う事。

会社じゃやれダイバーシティだ何だ毎日のように喚いているオイラだったりするので、ちょっと思った事を書き留めておきたい。

いつも Juice=Juice を応援して頂き、ありがとうございます。
金澤朋子に関してお知らせがございます。

昨年末より何度か通院をし、医師の診察を受けておりましたが、
今回診察の結果「子宮内膜症」との診断を受けました。
現在、医師の指導の下で薬の服用を始めております。
この病気の原因は不明ですが、若い女性を中心に増えてきており、
20代から40代の女性のおよそ10%が患っていると言われています。

今後もJuice=Juiceメンバー、そしてスタッフが一丸となって金澤の活動をサポートして参ります。
しかしながら、病状や痛みなど個人差があり、
現在薬の影響による突発的な頭痛、めまい、むかつきなどの症状が見受けられます。
体調をみながらの活動となります事、また急な変調も予想されますので、
何卒ご理解下さいますようお願い申し上げます。

皆様にはご心配をお掛けしますが、今後とも末永くご声援を頂戴出来ます様、努めてまいります。
引き続き、Juice=Juice そして金澤朋子をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

このニュースリリースを目にして、本人の苦労は然る事ながら、所謂‘アイドル像’というものが今後変わっていかざるを得ないのではないかと痛切に感じた。
特にこの病気の原因は不明ですが〜およそ10%が患っていると言われていますという下りをニュースリリースとして提示した意味は決して軽いものではない。同じようなハロメンが今後出てくるかも知れないという逃れ難い現実を事務所自らが認めたという事である。

アイドルと言えば歌って踊る、イベントでファンサービスする…etc.というのが大方のイメージかと思うのだが、最早その固定観念を捨てるべき時期が迫ってきているのではないか。
あくまでファンである我々が彼女 or 彼らに感情移入し、共感し、応援出来る事が重要なのであって、ダンスや歌、あるいは各種ファンサービスといった固定観念化された表現手法から脱却すべきなのではないか。
無論、そこに‘音楽’や‘歌’が存在する事が、私にとってプライオリティが高いのは紛れもない事実なのだが。

かなともが今後‘表現者’としてどんな道を歩んでいく事を望んでいるのかは本人しか知り得ない所ではあるが、Juice=Juiceの一員として、あるいはそこから独立しての活動となるのかも知れないが、彼女らしい表現の方法を模索して欲しいと思う。
同様の悩みを抱えている10%の女性の代表として、ハンデを抱える中でどう自己表現していくか、きっと彼女にはそれが出来ると信じている。

そして、事務所には‘体調不良’だけを理由に彼女を切るという安易な選択はしないで欲しい。
彼女のような女性が活躍できるステージがどうすれば実現出来るのか、多数の女性アイドルを輩出してきた一企業として、この機会に真剣に考えて欲しい。

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