【坂崎kayoko】評価:★★★★★
本日最強のダークホース。大体20台前後の若造相手なイベントで坂崎幸之助目当てに来る客なんぞたかが知れているのであり、私自身も余り期待していなかったというのが実情。しかしその辺は流石THE ALFEEで鍛えているだけあり、kayokoとのセッションは1曲目から観客を魅了するパワーに満ち溢れていた。そして、2曲目にお馴染みのあの曲を持ってくる辺りがまたニクい演出。暴走し切った客席は見事にクールダウンされたのだが、言うまでも無く大半のファンにとってはこの後が本番なんでありんす…。
ちなみに、坂崎kayokoのパフォーマンスが終わった後は上田&垣花の人間玉入れ。美少女クラブ21の面々にその他の女性アーティストが加わってはしゃいでいたのだが、個人的にはやはりチアガール姿のなーちゃんが印象的だったナリ。
【Gackt】評価:★★★★★
「あの人頭おかしいんじゃないの」と思ってしまう程のキレっぷり。客席のボルテージは前のコーナーにて垣花アナが「『不埒な男達』でもお馴染みの…」と口にした瞬間から既に上がり切っており、本人が登場した瞬間会場内の気圧が5倍近く上昇。勿論私も振付に合わせて踊りつつ、Gacktワールドに心酔していた訳でありんす。花道でピックを次々と投げてしまうガックン、そして観客を挑発しつつも怒鳴っていた自分自身がゼェゼェしてしまったお茶目なガックン…普段TVに出演しているGacktと言えば‘しっとりしたいい男’というイメージが強いものの、今日はゴリゴリのハードロックばかりで男の目から観ても文句無しに格好いいステージであった。
…好き勝手に歩き回るガックンをひたすら追いかけ続けていたコワモテのガードマン様、本当にお疲れ様です。そしてGacktを追って自分の席離れて金属パイプの柵を破壊して通路に飛び出しておられたお姉さま方、もう少し状況をわきまえて下さい。
【w-inds】評価:★★★★★
いや私には彼等の何処がいいのかさっぱり理解出来ないんですけど、少なくとも会場内には数千人規模の風Fanな腐女子達がはびこっていた訳です。あんなに無理してハイトーン搾り出すと将来声出なくなっちゃうよとか余計な心配までしつつ、どれも同じに聞こえる楽曲に合わせて私もクラップだのシャウトだのしていた訳です。さっき人を指差して笑っていた腐女子共が、片腕辺り20本近いサイリウムを巻いていたのが何とも印象的でしたな。
…そしてGacktの時と同様、腐女子共がまたフェンスを破壊しおる訳です。えー加減にしなさい。
【T.M.Revolution】評価:★★★★★★★★★★★★★★★
つーか今回のイベントは『T.M.Rにアっテネ』の間違いじゃねぇのかと思わされる程、彼(とそのファン)に喰われていたのでありんす。客席には前述の『SEVENTH HEAVEN Tシャツ』を着込んだ腐女子共がワンサカ居た訳です。w-indsは3人組だけど、T.M.Rは西川君(+浅倉大介)なソロユニットな訳です。それなのに‘T.M.Revolution "7"’というロゴの入ったオレンジのTシャツを着込んだ腐女子共が、それこそ何千人単位で居るのですよ。アリーナの中も外もどこ観てもオレンジのTシャツばっかりな訳なんですよ。そりゃもうね、あたしゃうっかりT.M.Rのコンサートに来ちゃったのかと勘違いしてしまう位の凄まじい状況だった訳なんですよ。
そんなこんなで、今回のライブは完全に彼の独壇場。花道走り回ってスタッフに取り押さえられるわ(※彼が)、ファン総出でフェンス破壊するわ、それはそれはもう大変なことになっておりました。とは言いつつも、ライブ自体はツボを押さえた非常に見応えのあるもので、3曲目のINVOKEときたらSEEDマニアな私にとってもヨダレモノなんでありんす。当然のようにフルコーラス合唱。ちなみに某SDガンダムのオープニングタイアップが決定している新曲『ignitedーイグナイテッドー』についても本人の口から楽曲名が正式発表。SDガンダムの初回放送は10/9の18:00だそうですからみんな観ようね。
こうして、今年のニッポン放送記念イベントもようやく幕を閉じた。実に4時間半に渡って行われたライブだったのだが、その時間を全く感じさせない充実したものであった。そして、開演直前にセットしたサイリウムがイベント終了時には光らなくなっていたという辺り、このイベントの壮絶さを如実に物語っていた訳でありんす。
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