朝から授業ナリ。

寝不足だったこともあり、朝からひたすら眠い。そして私は授業中眠ってしまいやすい体質ということもあり、1限は持ちこたえたものの2限で爆死。つーかメリハリの無い授業サイアク。
しかし、3限の研究室内勉強会はこれまで疑問だったトピックが一挙に紹介され、面白いことこの上無かった。そして4限も勢いに乗ったまま終了し、夕方以降はひたすら研究活動。

‘研究活動’と一口に言っても、実際の所はプログラミングによるソフトウェア開発である。数日前から研究用プログラムの基本設計を見直しているのだが、実際にソースコードをいじるのは久々。特に今回は2D図形描画システムを完全OpenGL化せねばならなかったのだが、マウス入力の制御にひたすら時間を取られていた。単にデバイスコンテキストの整数座標値とレンダリングコンテキストの浮動小数点座標値(-1.0f/1.0f)をマッチングして初等幾何計算を行うだけなのだが、いかんせん計算量が多過ぎて訳が解らん。
結局24時過ぎになってようやく作業が完了。今日もまた睡眠時間が取れなかった…。

授業を自分の意思で斬ったのは2年振りです。

水曜日はたった2時間しか授業が無いものの、これがまた曲者だったりする。特に3限(※昼食直後)は最低。講師には全くやる気が感じられないし、授業で扱うネタがテキトウなら学期末評価も超テキトウ。おまけに今朝は昨日からの疲労が極度に蓄積していたので、潔く3限は斬ることとした。その代わり、自宅にてDQVをやってみたり研究用ソフトウェアの基本設計を行ったり。
また、先週の水曜に手配しておいたCORE OF SOULの『Natural Beauty』を本日ようやく入手。成実ちゃんの弾き語り聴いてCOSのオフィシャルサイトでストリーミング聴いて「おっ、いいじゃん!」と思ったのが購入のきっかけであるが、実際聴いてみると本当にいいアルバム。これで2,000円というのは絶対に安い。

そして、夜は学部授業のTA。こちらは9割方好きで引き受けたものであるが、それでも長丁場となるのが体力的に(つーか胃袋的に)キツい。今日も結局20:30過ぎまで時間を取られてしまい、その後はボスと語り合ってから帰宅したこともあって、床に就いたのは実に26時。俺そのうち死ぬかもな…。

課題滅殺。

早朝から大学へ出向き、開放される前から端末室へ。2日前に紛失してしまったUSBメモリのフタを回収しつつDIRECT X課題を片付けるのが目的。
フタは先日使用した席のキーボードの下に転がっており、無事捕獲することに成功。DIRECT X課題については先日講師に打電しておいた質問の返答が届いており、それに従ってソースを修正した所無事に動作することを確認。本日費やしたコーディング時間は約20分。これまで3日間悩みまくっていたのがまるで嘘のようだが、プログラミングなんて所詮そんなものである。

その後はひたすら、とにかくひたすら研究室にて‘編集’作業。結局夜まで居残ることとなってしまったのだが、ようやく作業にも目処が立った。あとは来週突如引き受けることとなってしまった『研究室内発表会』を乗り切るのみだが、現時点で内容は白紙。果たしてどうなることやら…。
※ちなみに、現時点での目論見は‘遊びまくる’方向で。

有効な‘人材の利用方法’を考える。

午前中は授業。午後は学科のOB会の運営を手伝うこととなった。
…が、しかし。

何十人という単位でしか出席されないOB会の受付担当が、何故か10人近く居るのである。あぶれてしまうメンバーが出てくるのも当然で、幸か不幸か私もその1人となってしまった。そして困ったことは、メンバー全員何をすればいいのか指導されないまま受付事務を行うことに。
運営側も学生に対して謝礼を払う以上、もう少し運営体制を徹底して欲しいものだ。こっちも貴重な時間を割いて(なおかつ昼食抜きで)手伝っているんだからよ。

終了後は研究室に戻って昼食&雑用を済ませ、そのまま実家へ戻ることに。夜は早く寝てしまった。

場違いも甚だしい。

今日は1限から授業。遂に本格始動したDirectX講座であるが、今日扱ったのはシェーディング及びライティングにまつわる部分の話がメインで、普段から3DCGに慣れ親しんでいる私にとっては特に目新しいものではなかった。
ところで、今日はひとつ大きな事件が発生した。というのは、授業終了直前の質疑応答の時間である。授業の最中からPCの操作に関して散々ケチを付けていた女学生が、突然こんなことを言い出した。

●私は生命理工系の学生で、普段からUNIXをメインに使っている。
●ノートパソコンでWindowsを使っているが操作に慣れておらず、DirectXも動作しない環境である。
●リアルタイム3DCGの世界で主に利用されているのはOpenGLである。
●父が多少OpenGLを扱えるものの、DirectXに関する知識は皆無である。
●開発言語もC#ということだが、私はBasicしか使えないのでよく解らない。
○Windowsという限定された環境でしか動作しないDirectXなんぞを学ぶことに、何の意義があるのか?

「貴様は帰れ。」
…つーか、こいつは何を考えてこの講座を申し込んだのであろうか。そもそも、シラバスにははっきりと【DirectXに関する講座である/C#を扱うので、オブジェクト指向言語とC++に関する基本知識を持っていることが受講条件】ということが明記されているのである。講師は親切に応対していたが、お陰で教室はシラケっぱなし。相手はMicrosoft直属のエンジニアであることも認識した上で、もう少し状況をわきまえて発言して欲しいものだ。
しかし、こういう発言を平気で出来る奴は大抵‘ちょっと偉そうな事を言いたがる男子学生’か、あるいは‘オバタリアン化した女子学生’か、そのどちらかである。そして、双方の比率を見てみると(私の経験則に過ぎないが)圧倒的に後者が多い。こんなことを言うとジェンダーフリー論者の皆様にお叱りを受けてしまうかも知れないが、事実なのだから仕方無い。人前でも自己の主張を押し通す事しか出来ないオバタリアンは最低である。

大学にてTA。

午前中は洗濯や部屋の掃除をこなし、午後から大学へ。授業を2コマこなしてから教授の授業でTAを務めることとなった。とは言っても内容は特に大袈裟なものではなく、昨年度までの予備校業務と比較すれば圧倒的に楽なものであった。これでいて謝礼まで出るというのだから何とも有難い。
そして、今日は花瓶やら生活用品やらを求めて100円ショップ巡り。よりによって以前から目を付けておいた池袋の店舗は営業していなかったのだが、大学の側で見つけた店舗が大当たり。捜し求めていた雑貨全てを揃えることに成功した。

健康診断等。

今日はシフトの関係でお仕事は出来ず、仕方が無いので朝から大学へ。
まずは行きがけにOffice 2004アップグレード版の銀行振込やら携帯電話の料金振込やらをこなし、大学に着いてからは健康診断。本当は明日受診するつもりだったのだが、こういう面倒なことは極力前倒しして撃破しておくのが私のポリシーだ。
ちなみに、健康診断の結果は特に異常もなかった反面、相変わらずの低血圧(94/56)&低体重(49.6kg)には泣かされる。問診の際にも「外食ばかりではありませんか?」等と訊かれたものの、赤の他人が作ったものなんぞここ数週間口にしとらんわい。
また、視力検査の結果が若干良かったのも驚き。私は右目が著しく悪い‘ガチャ目’なのだが、これまで右目に引き摺られる傾向にあった左目の視力が1.5まで回復していた。無論、右目は相変わらず悪いのだが…。

その後は研究室に戻って雑務。Webサーフしていた際にDTV関連の新作ソフトやDTP関連のアップデータが公開されていたので、早速情報収集&ダウンロード。
そして、自宅にほったらかしてあるデータが不安だったので遂に外付けHDDをオンライン注文。モノはLaCieの250GB FW800対応モデル。世間にはUSB2.0対応のドライブばかりが氾濫しているものの、DTV分野においてUSBのような安定性に著しく欠けるインタフェースを使用出来る訳が無い。これからの時代はFW800&SATAだぜよ。

大学院ってそんなものなのかも知れんが…

今日は土曜日。どうしてもお仕事を入れることの出来ない、何とも張り合いの無い曜日である。そこで、今年度は思い切って授業を入れてみることにした。講座名には‘環境’とか‘計測’とか謳われており、環境問題やデータ収集と聞くだけで涎が出てしまう私にとっては何とも美味しそうな香りがする。時間割は2限となっていたので、それまでの時間はWeb関連の雑用をこなし、MacPowerを購入してから教室へ。
受講者:3人。

つーか、これでも授業として成立してしまうのが恐ろしい。
私は以前に某大手予備校で人気講師のマンツーマン授業を受けた(→受講者が1名だった)経歴を持っているのだが、それに続く少人数っぷりである。しかもこれが私の在籍する専攻の講義科目だというのだから驚きも尚更だ。幾ら土曜日だからと言っても、平日の1限授業より圧倒的に受講者が少ないというのは不思議である。

講義終了後は13:30近くまで雑用をこなし、帰宅途中にはDIYショップで書類の整理棚を物色。思うようなものが見つからなかったので昼食後に駅前まで出掛けてみたものの、結局しっくりくるものは見当たらなかった。
夕暮れ時からはひたすら部屋の片付け。引越以来荒れ放題だった自室も、ようやく片付く目処が立った気がする。

地球が中心か、太陽が中心か…。

昨日の読売新聞にて取り上げられたこの問題であるが、そもそも質問内容自体が破綻しているのではないかと思うのは私だけであろうか?
この問題について論じる際にまず考えねばならないのは、2体問題における基準(→基底、座標)を如何に定めるかということである。これは人それぞれ異なる部分であり、我々物理屋が常に叩き込まれてきたことは「モデル化し易くなるように基準を定めよ」という、極めて漠然とした方針のみであった。即ち、基準なんぞ何処に取ろうが勝手なのである。

さて、ここでそもそもの議題に話を戻すこととしよう。地球と太陽の2体問題において、地球を中心とするのが正しいのか、太陽を中心とするのが正しいのか? これはガリレオの「それでも地球は回る」という有名な一節にも表わされているように、地球より圧倒的に質量の大きい太陽を中心として複数の惑星による‘太陽系’が成立していることを考えれば、確かに地球は太陽の周りを回っていることになる。
しかし、ここで地球中心の座標系を想定したとするならば状況は一変する。今回与えられているのは太陽系全体としての多体問題ではなく、あくまで地球と太陽の2体問題なのである。地球中心の座標を取るという流儀もあって然るべきであり、この場合は太陽が地球の周りを回っているものと認識され得る訳である。

このような曖昧な問題をいかなる意図で小学生へ出題したのか、その真意を知る術は私には無い。しかし唯一はっきりとしていることは、今回の『謎掛け』が柔軟性を著しく欠いた思考の下に作成され、未来を担う子供たちに対して凝り固まった知識だけを押し付ける結果しか残せなかったという事実である。
自分の思い込みだけを中心にしか物事を考えられなくなっては、研究者として失格である。そのような大人にだけは、私はなりたくないと思うのである。

研究室のサーバが死んでいる。

朝は大学院の入学式。終了後は研究室に寄り、ネット関連の雑用をこなしてから学生証の受け取り。

その後は一旦帰宅し、先日注文したTV&HDDレコーダの引き取り。続いて食材の買出しに出掛け、夕方から再度大学へ戻ることに。
なお、朝は地下鉄で移動したのだが、午後は自転車での移動を試みた。移動時間は実に30分弱。電車を利用した場合も同等ないしはそれ以上の時間が掛かってしまうことを考えると、絶対に電車通学なんぞする気になれない。

研究室へ戻ってからはやはりネットに接続しつつ作業することとなったのだが、ネットの接続状態が恐ろしく悪い。接続速度が低下しているだけならまだしも、どうやらDNSサーバが不調とのことで、いつも巡回しているサイトのページを開くことすらままならない。これは研究室のPCで接続した場合も、持参したiBookで接続した場合も同様。
自宅でWebに接続出来ない私にとって、この問題は致命傷である。尤も、ネットワーク係に任命された私が直せるのであれば何ら問題は無いのであるが、いかんせんWindowsネットワークに冠する知識が足りなさ過ぎる。