早く寝よう。

6:30の目覚ましで起きたの8:00。
…やっぱダメじゃん。

今日は朝からDVD Videoを製作しつつ久々のお絵描き。本当は大学へ出向いてoricon styleを入手しておきたかったのだが、その為だけに大学まで往復するのは明らかに時間の無駄。よって今日は自宅にて待機。
午後はうっかりG5をMPEG2エンコードに掛けてしまった為、ダンスレッスン用の映像が再生出来ない事に。そこで急遽iPodから音声のみ出力し、Believe&prayerのコンビネーション。既にPVは頭に叩き込んであるので、別に音声だけでも全く問題は無い。それにしても、ちょっとした小道具がまさかこんな時にも役に立ってしまうとは…実はここ数日、自宅での音楽鑑賞用としてこの『EZISON + naviPod』が大活躍している。

んで、いい汗かいた所で夕方も引き続きお絵描き。G5は相変わらずエンコ中なので手が付けられない状態。そんな状況でたまたまTVを点けてみた所、何とTNTが軽部さんと一緒にTV出演してるじゃないですか! てな訳でひとしきりそれに見入ってしまい、丁度G5の処理完了を確認してから晩飯の準備。
夜は久々に『バク天』観賞会。太田のネタが以前にも増して凶悪になっており爆笑。のど自慢と見せかけていつも通りドカベン4コマという繋ぎは流石に無茶。『レクイエム=チ●コん歌』も反則。あとはDVD焼き焼きして入らなくなったムービーデータ処分して終わりナリ。一気にHDDが20GBも空いたナリ。

新・Power Mac G5の真価に迫る!!

と言う訳で、書き出し完了したMPEG2ムービーをようやくDVDに書き出すのでありんす。使用アプリは言うまでも無くDVD Studio Pro 3。バージョンアップ後本格的に使うのは今日が初めて。

まず驚かされたのは、DSP3の動作が非常にスムーズである事。無論G4 867MHz DP環境と比較すれば動作は軽いに決まっているのだが、ウィンドウ操作もストレス無く行なえるし、MPEG2データの読み込みも以前とは比較にならない速度で行なえる。あとすっかり言い忘れていたが、今回使用する音声データはFCEからAIFFにて書き出し、その後Dolby AC3へ変換している。AIFFへの書き出しに数分、AC3へのエンコードに5分(※A.Packにて10倍速オーバーを確認)ということで、ここでもG5のパワーを見せつけられた。
それはさておき、まずはプロジェクトへの素材読み込み。配置したデータのチャプターマーカー&エンドジャンプ等をチェックし、一通り問題が無い事を確認した時点でVIDEO_TSの構築&ディスク書き込み。ここではVIDEO_TSの構築に60分、テスト用DVD-RWへの書き込みに40分、マスターとなるDVD-Rへの書き込みに14分…って、-RWと-Rでどうしてこうも書き込みに要する時間が異なるのだろうか? カタログスペックは-Rが8倍速、-RWが4倍速となっているのだが、-RWについてはおそらく書き込み後のファイナライズ&検証に時間が掛かってしまったのであろう。

また、最初に書き出した-RWはPioneer DVR-510HSにて問題なく再生されたものの、Mac OS XのDVD PlayerではDVD Videoディスクとして認識こそされたものの、映像が全く再生出来なかった。そこでDSPプロジェクトファイルに若干の細工を施して-Rへの書き込みを行なったのだが、こちらに関しては双方のプレイヤーで問題なく再生された。
その原因は、プロジェクトファイル中でのリンク設定にあった。-RWに書き込んだ際は最初に再生する項目を【トラックとシナリオ→トラック1】と指定してあったのだが、これではOS Xで再生する際にトラック上のムービーデータに辿り着けないらしい。-Rに書き込む際は【トラックとシナリオ→トラック1→チャプタ1】と指定し直したのだが、これによって万事解決。早い話が、何事も中途半端な状態ではダメって事だ。

しかし、DVD Videoを製作する度に直面するのが‘インターレース除去はすべきか否か’という問題である。確かにプログレッシブ再生が可能な環境ではインターレース除去を行なうべきなのだが、通常のインターレース環境では横に流れていく字幕が悲惨な状態になってしまう。まぁこれだけプログレッシブでの再生環境が充実してきている昨今、デインターレースしておくに越した事は無いかとも思うのだが。

続・Power Mac G5の真価に迫る!!

午前中に引き続き、MPEG2エンコーディングを行なってみました。
ちなみに、今回使用したのは1:23:38のDV素材。

【2パスVBR/5.6Mbps/9Mbps/動き予測最高/ビデオフィルタ3種】
エンコード時間:4時間3分

…うーむちょっと遅い。
今回の実験で気付いたのは、FCEからのフレーム読み込み時に時たま処理速度が著しく落ちるという点である。これは果たしてCompressor側の特性なのかFCE側の特性なのか、いずれにせよこれが処理速度の低下に繋がっている事は間違いない。それでもまぁ実時間の3倍しか掛かっていない訳で、実用上は全く問題ない。今後アップデータ等で改善されることを期待しよう。

それにしても、これまでは‘夜寝る前にエンコード開始’だの‘出掛ける前に以下同文’だのといったことが苦肉の策として行われてきたが、G5 2.5GHzを持ってすれば食事の支度や昼寝をしている間だけでも充分に処理を終える事が可能である。MPEG2エンコードを行なう上では変換されたムービーがDVD-Rに収まらないといったトラブルも少なからず発生するが、そういった場合であってもストレス無くやり直すことが可能となるであろう。
また細かい部分ではあるが、Compressorでビットレートを設定する際に‘DVD-R1枚に収まる再生時間の目安’が表示されるようになった点も親切である。旧バージョンでは【ビットレート=560/素材の再生時間(min)】なる公式を利用して逐一ビットレートを算出していたのだが、そういった手間が無くなったことは非常に嬉しい。実際は上記の公式を利用した場合より若干少ない再生時間が表示されるものの、確実にDVD-Rへ収まる時間が表示されると言うのは当然の仕様である。

Power Mac G5の真価に迫る!!

本日ようやく『Power Mac G5 2.5GHz Dual』でのDV→MPEG2エンコードに挑戦。MPEG2エンコードや3DCGのレンダリングといった処理はCPUパワーを極限まで要求する為、マシンの処理能力を計るには絶好のテスト方法である。
元素材として使用したのは、合計5分39秒のDV/DVCPRO形式ムービー。Final Cut Express上でタイムラインに配置し、Compressor書き出しを利用して直接エンコードを行なった。

1) 2パスVBR/5.6Mbps/9Mbps/動き予測最高/ビデオフィルタ3種
エンコード時間:13分
2) 1パスVBR/Compressorプリセット『90分高速エンコード』を指定
エンコード時間:10分

これは速い。つーか、フィルタ掛けた上での2パス最高品質エンコードなんて、実家のマシン(G4 867MHz DP)では平気で実素材の6倍近い時間が掛かっていた。それがG5 2.5GHz DPだと実素材の2倍程度の時間で済んでしまうというのは、まさに驚きである。通常クロック数の増加と処理速度は単純に比例しないものであるが、Compressorは既にG5/64bit演算にネイティブ対応している為、今回のような結果を得る事が出来た。うーむ、やはりG5恐るべきである。